愛知産業大学三河中学校

自己肯定感

12月21日に本校にて教育講演会が行われました。「人生を豊かに生きるには」というテーマで外部講師の先生にご講演をいただき、1年生が5グループに分かれファシリテーターの方々と意見・感想をまとめ、各グループ代表生徒による発表がありました。最後に講師の先生が、その発表の具体的内容を指摘し、「素晴らしい」と褒めてくださいました。すると発表した本人は、心の底から嬉しそうな笑顔を浮かべていました。ここに教育の原点があるように感じます。恐らく、この生徒は自分の意見や活動が認められたことによって、自信や自己肯定感が芽生えたのは間違いありません。それが「やればできる」「次もがんばろう。」というモチベーションにつながるのです。生徒への接し方について、私たちも学ぶことが多い会となりました。本校生徒・教師に素晴らしい機会を与えていただきました。講師の先生、スタッフの皆様、ありがとうございました。

2学期終業式

今日で2学期が終了となりました(実際は27日までウィンターセミナーという補習が行われます)。本校では始業式・終業式に各学級の代表生徒が、本人の反省と決意を全校生徒の前で発表します。生活面や学習面について素直に分析された内容が毎回述べられます。問題はその思いの「本気度」です。発表するだけではなく、ぜひ本気になって行動に移してほしいものです。心の底から「変えよう」と決意するには、大きなきっかけが必要です。この取り組みがその一つのきっかけになってくれればと思います。まずは、意識をすることが大切です。常に向上心や意図・目標を持って主体的に行動するよう心がけてほしいものです。
冬休みが明けると、3年生はすぐに学年末考査となります。がんばれ、3年生!

「すみません」考

周囲の迷惑を考えない言動に我慢ができず、ある生徒に厳しく注意をしました。すると最後にその生徒は「すみませんでした。」とポツリ。すると、それまでカッカとしていた胸がスーッとおさまったではありませんか。「これから気を付けなさいよ。」「はい。」で指導は終わりです。「すみません」には、このように両者の関係を円滑にする効果もあるようです。最近は、賢い人が増えたのか、自分に自信がある人が増えたのか、叱られ慣れていないのか、言い訳をしたり、自分は正しいと自己主張をしたりする大人や子どもがいます。
「人間には耳が二つ、口が一つあるのは理由がある。話すことの2倍人の話を聞くべきだ。」という格言もあります。他者の注意には謙虚な気持ちで耳を傾け、素直な気持ちで「すみません」と言える人間でありたいものです。またこれから社会に出ていく生徒たちを、そんな素直で謙虚な人間に育てたいものです。

正直で不器用な生き方

本校の定期試験は、生徒も教師も試験をきっかけに多くの考察・検証を行うという意味で、今年度から「定期考査」と呼んでいます。さて、期末考査が終わり、授業中に答案を返却した時のこと。解説が終わると数名の生徒が私の方に近づいて来ました。「採点ミスかな。申し訳ないな。」と思っていると、「先生、ここが間違っているのに○になっています。」と申し出たのです。間違っている場所はそれぞれ違うのですが、他に数名同じ理由で減点を覚悟で私のところにやって来ました。「いやあ、君たちは立派だなあ。先生は君たちみたいな正直な人間は、大好きだ。」と言って、せっかくの○を、△や×に直して点数を1点か2点減点して本人に返しました。「みんなエライね。先生の気持ちの中では、みんな100点だ。」

マラソン大会 H.25.12.7

本校のマラソン大会は、中学校・高校・大学の総合キャンパスの外周を2周するコースで行われます。上り坂あり、下り坂ありのハードなコースとして有名です。最初は元気にスタートしていった生徒も、次第に表情が歪んできます。このマラソン大会が近づくと憂鬱になる生徒もいるようですが、全員見事に走り切りました。この生徒たちのがんばりには感心しました。各々が決していい加減な気持ちでなく、自身のベストを尽くそうと必死に走っていることがわかり感動を覚えました。苦手なことでも歯を食いしばって必死に頑張る経験は、きっと社会でも役立つに違いありません。厳しいように思われますが、そのような経験・環境が、たくましい人間を育んでいることは間違いありません。沿道で応援する教師の厳しくもやさしい「まなざし」は、寡黙ながら実は多くを語っています。そして教師や保護者の皆様の「ガンバレー!」という大声は、心の底から発せられるものです。(否、思わず出てしまうと言った方が正しい。)
競技終了後、2年生保護者の方々が協力してお汁粉を用意してくださいました。これ以上ない生徒の幸せそうな顔で溢れていました。保護者の皆様、応援やお汁粉の準備をありがとうございました。

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