愛知産業大学三河中学校

遺伝子 田植え実習から

今年も1年生が小久井農場さんにご協力をいただき田植えを行いました。本校は和の文化伝統を学ぶことを教育目標の一つとしています。伝統的農業である稲作について学び体験し、そして中高一貫のゆとりを生かして学びに幅と深みを持たせ、最終的には流通や販売実習まで行う予定です。当日、泥の中に足を入れる折に、キャーキャーと騒いでいた生徒たちですが、決して上手とは言えませんが素直に作業を行うことができました。昨年の例を見ても、田植え、草取り、稲刈りの一連の農作業について、全体的に真剣かつ積極的に行っていたようです。そこには自国の遺伝子の影響があるかもしれないと感じました。その遺伝子が違和感なく生徒を稲作に取り組ませるのではないでしょうか。国民、地域、家系、各家庭の遺伝子があるように、「6年間かけて学力と人間力を身につける本校の遺伝子を育て、卒業生にしっかり根付かせたい。」 泥まみれの生徒の姿を見て決意を新たにしました。
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求められる教育

人間の優れた能力の一つに五感というものがあります。人間の感覚や感情は、この五感を通じて育まれるものではないでしょうか。叩かれる痛みが分かれる人は、他人を叩いたりしないのではないか。思いやりのある言葉で救われた人は、他人にも思いやりのある言葉をかけられるのではないか。それが体験の持つ意義であるかもしれません。教育界では最近ICT(Information and Communication Technology)の活用が話題となっていますが、視覚に訴え感動を覚えるような授業、理解しやすい授業の手助けとなれば、使わない手はありません。しかし頻度と内容においてあまりにもバーチャル性が強くなり、人間性を置き去りにする進め方には疑問を感じます。大切なことは、その使い分けだと感じます。困っている弱者の気持ちを理解でき、そっと手を差し伸べるような人間味のある人材を育成したいものです。そのためにも身体を使った体験型学習とICT機器を使った授業の双方の特長を捉えた効果的な授業を考案していく必要があります。私たちも常に勉強です。

情熱

職員朝礼直後、廊下で一列に並んだ生徒に向かって大きな声を出してしまいました。提出物を期限に出せない、指示通りに取り組むことができない生徒があまりに多く、大人げないとはわかっていながら...。提出物を出せない生徒にいつも言う「決め台詞」があります。(厳しく)叱ったあとで、(やさしい声で)「君が会社の上司だとしよう。いつも書類や仕事が期限に間に合わない社員に、大事な仕事を任せますか。」ほとんどの生徒は「いいえ」と答えます。「『~さんはいつもきちんとやってくれるから、今回も~さんに任せよう。』と言われるような、会社や組織にとって必要とされる人に、君には育ってほしいんだ。」教育や躾などは、目先のことだけでなく、常に10年後・20年後を見据えて指導するべきだと考えます。いつまでも厳しくもあたたかな情熱を持って生徒を指導する教師でありたいと思います。将来、三河中出身者が社会で愛される人材となるために。さあ、今日もまた...。

“Welcome back!”(修学旅行帰国)

5月13日夜8時半、オーストラリア修学旅行を終え全員無事に中部国際空港到着ロビーに出てきました。保護者の皆さん、また兄弟も一緒に出迎えに見えていました。毎年思うことですが、早く出てこないかと奥をのぞき込む皆さんの「まなざし」が印象的です。保護者の方の愛情を最も感じる機会でもあります。我が子の顔を確認し、思わず顔がほころぶ瞬間を目の当たりにし、こちらもうれしくなるのです。(対象的に、韓国で起きた旅客船沈没事故における保護者の皆さんの心中を察すると、言葉がありません。)
約1週間、生徒は各家庭一人でホームステイとなります。毎年、体調不良など少々の問題はあるものの、大きなトラブルもなく今回で18回目の語学研修修学旅行が終了しました。生徒も引率の先生方も、本当に立派だと思います。これも、現地ホストファミリーと日本の家族の愛情の賜物です。生徒の心に「感謝」の気持ちが少しでも刻まれたなら、この旅行は大成功です。お疲れさま。

修学旅行出発

5月4日(日)、ゴールデンウィークのまっただ中、3年生28名は多数の保護者・関係者が見守る中、全員元気にセントレアからオーストラリアにむけて飛び立ちました。
オーストラリアでは姉妹校のアラダラハイスクールを拠点に語学研修はもちろんのこと
スポーツ交流などを実施します。また、同校の生徒達に英語で日本文化のプレゼンも行う予定です。一人一家庭でのホームステイはこれまでの英語学習を試す絶好の機会にもなります。一回りも二回りも成長し、自信あふれる笑顔で帰国するのが楽しみです。

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