愛知産業大学三河中学校

「かっこいい」

卒業式の練習が本格的に始まりました。着席、起立、礼など一つひとつの動作において、「背筋を伸ばす」「指先を伸ばす」「腰から折る」など細かいアドバイスを与え確実にできるように指導します。一連の練習の後、全員が身体の力を抜いて背筋を伸ばして座っている姿を見ると「かっこいい」と感じます。外出先でふとした仕草が礼儀正しい素敵な方にお会いすることがあります。将来そのような「かっこいい」人に成長してもらえたらという願いもあり、このような練習で型を作るという狙いもあります。

もうすぐ卒業式です。3年生は立派に成長し巣立っていく姿を後輩に見せ、1・2年生は最高の式にして3年生を送り出す・・・生徒も教師も全校が協力して真剣に取り組む最後の舞台となります。みんな、がんばろう。

“What do you think? Why”

英検の2次試験対策補習が終わりました。あとは当日に力を発揮するのみです。本番では面接テストの後半、パーソナル・クエスチョンがあり、“Do you sometimes go to convenience stores? Why?” とか ”Some people say that many young people spend too much time on their smart phones. What do you think?”といった質問に答えなければなりません。YesやNoなど明確に答のある問いなら答えられるのですが、意見や感想を求められた時に、「ビミョウ」などとごまかすばかりで思考力や言語力を鍛えることを避けてきた結果、自分の意見や考えを持つことが苦手な生徒が多いように感じます。そしてそれを正確に伝える表現スキルを、今後も通常の授業の中で鍛えていきたいと思います。日本語でも英語でも、”What do you think?(君はどう思う?)” “Why?(なぜ?)”この2つの質問を大切にしたいと思います。

 

「これも運びますか。」

入試シーズン真っ盛りです。本校もⅠ期・Ⅱ期入試が終了し、残るはⅢ期入試のみとなりました。入試前日は会場の準備をしなければなりません。会場となる教室やトイレの掃除、机やイスを人数分運ぶなどバタバタとします。そこに下校のスクールバスを待つ生徒がいると大助かりです。担任の先生など教員が声をかけると嫌な顔一つせず手伝ってくれます。恐らく何のために先生方がバタバタしているかを察してくれているのでしょう。生徒と教員による入試準備は、三河中学校の一つの伝統となっています。気持ちのやさしい生徒に、心から感謝です。このような作業にはもう一つ利点があります。それは生徒の気づき力を高めることです。周りがバタバタしていている雰囲気を読み、「先生、手伝いましょうか」と積極的に手伝う姿勢が身に付きます。また仕事に慣れるにしたがって、「これも運びますか」などと先を読んで行動できるようになります。このような社会の中で生きていく力(社会性)を身に付けることは、勉強よりも大切なことだと思います。自らの気付きや意思によって、机を運んだり掃除したりする姿は、とても頼もしく、素敵でカッコイイです。

「いってらっしゃい。」

本校生徒の最寄り駅からの送迎を、名鉄バスさんにお願いしています。朝8時10分、学校に到着すると、一斉に下車する生徒たちに向かってマイクを通し「いってらっしゃい」と何度も言葉をかけてくださる運転手さんがみえます。恐らくそれは仕事としてではなく、バスを利用してくれた感謝の気持ちと生徒を送り出す親心で、自然発生的に発せられるものでしょう。大変ありがたく心に浸みます。ふと我に返ると、通学・通勤時間の差こそあれ、今まで我が子に「いってらっしゃい」と何度声をかけてあげられたでしょう。反省しきりです。このような身近な人の何気ない言葉が、成長期の子どもに「安心感」や「包まれ感」のようなものを与えているように思います。「いってらっしゃい」「いってきます」「ただいま」「おかえりなさい」「ありがとう」・・・何気ない言葉を大切にしたいものです。

運転手の皆さん、いつもありがとうございます。

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