愛知産業大学三河中学校

「真面目に取り組むことが大切だよ」

学校説明会、表装講習、参観授業など行事でバタバタとした土曜日の前日、「先生、今度の土曜日に遊びに寄ってもいいですか。」と卒業生からメールが入りました。事情を伝えると、「それでは遠慮しておきます。」との返事。彼は東京のテレビ局勤務で休みもなく働いていることを知っており、急に罪悪感と寂しさに襲われ、昼過ぎならOKと伝えると、喜んでやってきました。三十路にもかかわらずいつまでも可愛い卒業生です。さて、彼は大学生時代語学が堪能で研究等の目的でよく東南アジアを訪れていました。同じような志を持つ現役の中学3年生と話す機会を設けると、「机上の勉強だけでなく多くの体験をする」「コミュニケーション能力を養う」などの貴重なアドバイスのあとで、「結局最後は、真面目に取り組むことが大事だよ。」と一言。マスコミ業界で多種多様な人材との関わり合いの中で、多くの経験を積み重ねてきた彼の言葉には、説得力を感じました。

「草取りがしたくなりました」

夏休みが明け、学校の裏庭は草が伸び放題。少しずつでも草取りをしようと授業後に汗だくになり取り組んでいると。「先生~。」と上の階のベランダから声がかかりました。中学校2年生の男子3人組です。「上から見ていたら、草取りがしたくなっただろ。」と冗談で声をかけると、「いや全然」と予想通りの答え。作業を少し続けたあと次の用事もあったので、職員室に戻ろうとすると、外階段を下りてくる先ほどの3人組と鉢合わせとなりました。「おっ、どうした。もう帰る時間か。」と尋ねると、「草取りがしたくなりました。」この生徒たちを一層愛しく感じた瞬間でした。それからしばらく4人で草取りに励みました。

2学期始業式

本校恒例の始業式スピーチがあり、ある生徒が「宿題をきちんと出すために難しいことから先にやるようにした」と述べました。その生徒なりの攻略法なのでしょう。ついつい簡単なことから片づけていく自分にとって、難しいことから先に手を付けることは容易ではありません。その生徒の精神力に感心してしましました。今日から2学期が始まります。いつも思うことですが、校舎という建物は生徒がいて喜んでいるように感じます。2学期は学校が最も活気づく時です。楽しいこと、つらいこと、うれしいこと、悲しいこと・・・いろいろな出来事が起こるでしょうが、さあ、みんな、がんばっていきましょう。

English Camp

本校は設立当初から英語教育に力を入れており、合宿では必ず英語を使うEnglish Hourなどがありました。今回、全校生徒が中高一貫生となったのをきっかけに、夏休み中に静岡県の施設にて2泊3日でEnglish Campを行いました。ネイティブ講師によるオンリーイングリッシュでの3日間のプログラムです。最終日には自分の思いをスピーチするプレゼンテーションを行いました。様々なアクティビティーと並行して、自分が発表したいこと英文でまとめ構成し暗記をします。そしてプレゼンの基礎を学び発表しました。教育改革や新大学入試制度が話題となり、知識ではなく、知識の活用、アクティブ・ラーニングという言葉が流行していますが、まさにその方法の宝庫といえる3日間でした。授業中に辞書を使い単語の使い方を調べたり、文章の構成を講師と相談したりする姿を見て、大変頼もしく感じました。「学力」の意味が問われている今、新しい授業の在り方を研究する大変良い機会となりました。

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背後からのあいさつ

朝、外階段下の朝顔の世話をしていると、後ろから「おはようございます。」と元気な声。生徒が登校してくることに気が付かなかった私は、そのあいさつを聞いてとてもうれしくなりました。残念ながら、背を向けていればあいさつもせずに通り抜ける生徒が存在することは事実で悲しい限りですが、きちんとできる生徒がいることに誇りを持ちたいと思います。以前、保護者会で話をしたことがありますが、自ら元気の良いあいさつや言葉を発することにより、自分を元気づける・勇気づけるという効果があるように思います。夏の暑さや身体のだるさなどを吹き飛ばすつもりで、相手がどんな状態でもきちんとしたあいさつができる集団であることを望んでいます。

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