愛知産業大学三河中学校

「良いお年をお迎えください。」

多くの荷物を持ってバタバタと走る生徒の列があります。恒例の年末最終日の下校風景です。バス発車まであと数秒。少し先では、さあ出発と促すようにバスがエンジンをかけて待っているので生徒は必死です。「急げ!」と、厳しい言葉とは裏腹に温かなまなざしで生徒を見送っていました。すると数名の生徒が「良いお年をお迎えください、先生。」と年末の挨拶を述べながら目の前を疾風の如く走り去って行きました。ご家庭がそのような日本の伝統や言葉を大切にしており、お子さんが自然に多くのことを家庭環境から学んでいるのだと容易に推測できます。本校も、学校の雰囲気に染まることで挨拶や言葉遣いなどが自然にできるような環境作り・伝統を作りたいと心から感じました。余裕で間に合った生徒、ぎりぎりでバスに飛び乗った生徒、他の方法で帰宅した生徒、そしてそのご家族の皆さま、どうぞ「良い年をお迎えください。」

「先生、大丈夫ですか。」

資料の詰まった段ボール2個と雑貨の入ったビニール袋を積み重ね、よろよろと階段を上っていた時のこと。登校してきた男子生徒が近付き、「先生、大丈夫ですか。」と声をかけてくれました。本来であれば「ありがとう。大丈夫だよ。」と強がりを言うところですが、予想以上に重く、しかもバランスを崩しそうだったので、「ありがとう。大丈夫じゃない。」と言ってしまいました。すると、「これ持ちましょうか。」と言うが早いか、一番上の荷物をヒョイと持ってくれました。そして「お前はこれを持て」と一緒に登校してきた友人に真ん中の段ボールを運ぶように命令。そこからあまり遠くない距離でしたが目的地の会議室まで無事にたどり着くことができました。日頃は元気な男子生徒、実は大変やさしい心を持っていることが理解できました。保護者の方との会話からも温かなご家庭で育っていることがよくわかります。本当に助かりました。ありがとう。

うなずき

第4回学校説明会が行われ、多くの保護者・児童の方々が来校されました。最近の学校の様子をお伝えしたり、学校の教育方針や学習・生活指導について詳しい説明をしたりしました。その中には担当教師の言葉にうなずきながら話を聞いている保護者の方がみえました。我が子を思う熱い気持ちを感じるとともに、話し手の内容がきちんと伝わっていますというメッセージとして捉えることができ、話し手は一層話に気持ちが入ります。これは立派なコミュニケーション・スキルの一つだと感じます。自分の思いを伝えるのと同時に、相手の話をしっかり聞く姿勢、その姿勢を相手に伝えることも大切なスキルだと改めて感じることができました。保護者の方々にはいつも多くのことを学ばせていただきます。

「オー!!」

本校1年生チーム「羽跳天」が全国小・中学校リズムダンスコンクール中部地区予選に出場し、保護者の方々も多く応援に駆け付け、観客席から熱いまなざしを送っていました。その結果、日頃の練習の甲斐があり年末に東京で行われる決勝大会へ進むこととなりました。予選当日、ロビーで円陣を組んでリーダーの「ガンバルゾ!」の声に「オー!」という気合の声。思えば10月に行われた体育祭でも同じような風景が見られました。全員が力を合わせ、目標に向かい一つとなって気合を入れる姿は、大変頼もしく映ります。ダンスコンクールはもちろんのこと、今後の生徒たちの活躍を一層応援したくなる風景でした。CIMG4229

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