愛知産業大学三河中学校

「こんにちは。」の魅力

来訪者があり、お帰りの際に玄関までお見送りしました。いざ玄関の扉を開けると、外に4名ほどの生徒が友達を待っていました。そしてその来訪者の方に会うや否や「こんちは。」と、全員で一斉に声をかけていました。来訪者の方は、笑顔で「こんにちは。」と答えていました。その光景を見た私の方がうれしくなってしまいました。よく言われることですが、、挨拶は人間社会の潤滑油だと感じます。グッと親近感が増し、お互いの距離が縮まる思いがします。ロボットの活躍が目覚ましい昨今ですが、この人間の魅力には当分勝てそうにありません。近い将来生徒たちが社会に出た時に、このような暖かな人間性を発揮して活躍することを心から期待しています。

ツバメの巣

今年は中学校の校舎周辺4か所にツバメが巣を作りました。正確にはリフォームしました。

泥を一生懸命に運ぶ巣作りに時々疲れるのでしょう。生徒が勉強している教室のベランダに止まり休憩をしつつ、こちらを向いて何か一生懸命話しをしています。(本当にそう聞こえるのです。)ところが、週末を挟んで2か所の巣がスズメに荒らされてしまい、ツバメが寄らなくなってしまいました。調べると、この手の「巣の横取り」は自然界ではよくあることのようです。ツバメもスズメも生きるために必死なのです。

さて今回紹介したいのは、玄関先にできたツバメの巣の下に落とされた糞を、率先して毎朝掃除をしてくれた生徒のことです。教員ですら、もう少し汚れてきたら掃除しようと手を抜いてしまいがちなのですが、2年生の男子生徒数名が、「掃除しましょうか。」と申し出て、デッキブラシで毎朝掃除していました。生徒には「大切な仕事は自分から作るもの」とよく話をしますが、頼もしい彼らの姿に、校内だけでなく社会における彼らの活躍を楽しみにする次第です。毎日お疲れさまでした。

単語帳

朝、登校途中に生徒が単語帳を持って歩いている姿が目立つようになりました。恐らく授業で小テストがあり、最後の詰めをしているのだと思いますが、いわゆる隙間時間を上手に使っているのでしょう。ふと、高校時代に自転車の前かごとバッグの間に教科書を挟んで見えるようにして登校した自分の姿とダブりました。(※危険ですので絶対真似しないでください。)また電車の中で進学校の生徒が、教科書などを開いて勉強している姿を見かけますが、自分の将来を見据え、テストに向けて頑張る姿はとても凛々しく感じます。本校生徒が、二宮金次郎になっている姿を見て、また応援したくなりました。

「すみません」と言えること

申し訳なさそうに生徒が職員室に入ってきて言いました。「すみません。宿題を忘れました。」

よく話を聞くと、係りの連絡をよく聞いていなかったことが原因だとわかりました。「これからは気を付けなさい。」と注意すると、「はい。すみませんでした。」とペコッと頭を下げて去っていきました。自分が失敗をした時に、それを報告することは大人でも勇気のいることです。それ自体が恥ずかしいことですし、叱られてしまうかもしれません。最近は、「すみません」を言えず、「やったのに家に置いてきました。」「ノートを間違えました。」など上手に言い訳をする生徒が増えているように感じます。忘れ物をしたことは褒められることではありませんが、今回このように潔く「すみません」と言えた生徒を褒めてあげたくなりました。その素直な心は宝です。いつまでも大切にしてくださいね。

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